
「天竺」をプロデュースしているカウンセラー藤波直子から皆様へのメッセージの全文をご紹介します。

私が、日本はヤバいんじゃないか?と思い始めたのはオウム真理教の事件の時でした。
ああいうことをしたのはなぜか、その原因を誰も深く追求せず、まるで彼らがガン細胞か何かのように切って捨てようとし、「ヘンな集団」というくくりで大衆とは別、という認識が世の常識だったからです(今もまだそうかもしれません)。
私が思ったのは、あの事件は日本全体の問題として考えなくてはならない、ということでした。あの集団行動が私たちの思想と無関係であるはずがありません。
犯罪を犯す人々の潜在意識には必ず同じ思いが強く根付いています。
「認めてほしい」
という強い思い、そして多かれ少なかれそれは誰にでもあるものです。
お金があればしあわせだと思っている人、ブランドが自分にくっついていればしあわせだと思っている人、といった外付けの価値を求める行動は、犯罪を犯す人の心理と少し共通しています。犯罪かどうかのボーダーラインは人に迷惑をかけるかどうかで決まりますが、心の中の満たされない思いは似ているのです。ここで私は外付けの価値を求める人を糾弾しようとしているわけではまったくなく、ただ、それでは本当に心から満足することは出来ない、ということを伝えたいのです。
この10年間、様々な人々を見てきましたが、しあわせそうなのは、好きなことをして、結果的に人を助けている人でした。彼らに共通しているのは、「はっきりと自分を認めている」こと。そして自分のことが大好きで、それが自分にとって当り前なのです。もちろん、その人口たるや圧倒的に少ないどころか、25mプールにインクを一滴落とすほどもいないかもしれません。しかしそこにこそ、人類の希望があるのではないか?と私は真剣に考えています。そういう人が、増えたらいい。そうすれば、生きるのがうんとラクな世の中になるはずです。
この世に、いらない人などいません。すべての人が、パズルのピースなのです。どうしてそのことをみんな知らないのだろう?と思った時、「自分を認めない」パワーの強さに気がつきました。そして「自分を認めない」から、「外の何かに認めてもらう」のではなく、「自分を認めてしまえばいいだけ」というシンプルだけど、多くの人にとって実践が難しい解決方法をみつけました。
それが私のすべての活動のモチベーションになっています。「自分には価値がない」と思っている人が目の前に来ると、「価値は自分でみつけるのだ!」とつい叱咤しますが(笑)、それは自分にしか出来ない作業なのです。
輝きながら生きるか、光を外に求めるかを、私たちは選べます。誰の中にも光源はあり、私はそれをインナービューティというキーワードで表現しています。

